爆笑の日々を過ごすレストラン、2年目を終えて。
新年明けましておめでとうございます。
少し挨拶が遅くなりましたが、本年もよろしくお願い致します!
3年目を迎えて思うこと。
どうも、シャンフェ東京のオーナーのショーンです。
この記事欄では基本は当店のマーケティング担当の優秀な子に文章を作って頂いているのですが、今回は私の主観で2年目を終えて感じる事を率直に書かせていただければと思います。
この2年を書き初めのように一言で表そうとしたら『仲間』に尽きると思います。
私が日々働いていて思う事は『楽しくて仕方ない』です。
こんな小さな店に、
現在シャンフェ東京の仲間は約15人程います。
人件費がほとんどの経費で、雇いすぎとも言われています。
ですが、この店の誰が欠けてもシャンフェ東京じゃないと感じてます。
Chanfe Tokyo / シャンフェ東京の特別な仲間達
そしてこの春、初めてシャンフェより卒業生が生まれます。
製菓の学校に通い、卒業と共に世界大会を優勝するようなシェフがオーナーの有名なパティスリーのお店に就職が決まりました。
私のお店に残るよりも待遇面は少なくなりますが、それ以上に大切な経験を選び、自分の夢に向かって実を切り開こうとする彼を誇らしく思います。
大事な仲間の旅立ち。
そして、そんな彼以外にも人生をかけてシャンフェを支えている人間達がシャンフェには数多くいます。
この二年間で、長く働いた人間で今まで辞めたのは1人だけです。
ポジションや志は違えど、いまシャンフェ東京にいる人間はシャンフェ東京を好きでいてくれて、自分の人生の一部として自分の糧にするために働いてくれています。
もちろん、あくまでも雇用主と従業員なので、お金という雇用関係で結ばれているわけですが、その関係を超えて、この店を愛してくれていると私は感じます。
自分の料理人人生を私に預けてくれている武谷シェフ。
僕の背中を追って誰よりも働き、必死についてくるマネージャーの愛。
『楽しいです』が口癖の才能溢れるパティシエのナツミ。
朝から元気をぶん投げてくるマーケティング担当のミサ。
オープン日から今でも働く、シャンフェのプレート職人であり、誕生日を思い出に残るようなものにしてきたノア。
お見送り#1の仲間、いつも笑顔の優しい仲間、キッチンで一番仕事が真面目な子、19歳から働いてくれている子、とにかく全員が性格良くて、この皆んなに会えるのがただただ楽しい日々です。
Chanfe Tokyo / 重たい看板を筋トレしながら開店準備してくれるシェフ
そして、仲間は従業員のみならず、お客様もです。
正直、僕は驚いてます。
2年もやれば色んな常連が消えていくのだろうと勝手に思っていました。
ですが、シャンフェ東京にまた帰ってきてくれます。
自分の実家みたいに、突然現れてはふらっと帰っていく(笑)
何人ものお客様と心で繋がっていて、シャンフェが好きで来てくれているのだと感じます。
こんなお客様達も大事なお店を作ってくれている仲間だと私は思っています。
Chanfe Tokyo / Instagramの撮影会
この気持ちを綺麗でも何でもない、雑な日本語で表現させてもらうと、
『マジで最高』
僕はこう思っています。
この二年間で仲間への感謝を忘れなかった日、爆笑しなかった日は一日もないです。
こんなにも幸せで楽しい日々を与えてくれて、本当に皆んなありがとう。
今年の展望として、会社としては色々な動きを開始していくのですが、シャンフェ東京は今まで通りに、
・シェフの作り出す美味しい料理
・心地の良いフレンドリーな接客
・行って良かった!また行きたい!って思われるお店にする
を意識して、素敵なレストラン作りを続けていきたいと思います。
おかげさまで認知度も増え、嬉しい悲鳴なんですが、週末は1席も空かない程予約でいっぱいになってきています。
僕の仲間の常連達も諦めて帰っていくほど、新規のお客様でシャンフェは埋め尽くされており、1日に電話で10件ほどお断りし、予約なしでいらしたお客様達が入店できないような状況になってしまっています。
Chanfe Tokyo / ノアのお誕生日会をたくさんのケーキでお祝い♡
これは認知を増やすために集客を頑張った結果がついてきた証です。
そして、その認知度と期待感のためと、客層が幅広くなったために、稀に起きてしまう、お客様の求めている理想とするレストランとのギャップも生まれてきている現状です。
僕はお客様さえ楽しんでいればそれで良いと思っていますが、今後来るお客様が『ん?』と違和感を抱き、残念な思いをして欲しくないと思っていますので、少しだけシャンフェ東京がどういうお店かを書かせてください。
〜シャンフェ東京〜
1、当店は全席14席の小さいレストランです。
2、ほぼカウンターの、他のお客様の食事している姿が見えるレストランです。
3、プライベートな空間が欲しいお客様には残念ながら不向きです。
4、当店は従業員が笑顔に溢れたフレンドリーな接客で、かっちり接客ではございません。
5、SNSで流行ってしまっているため、写真を撮りに来るお客様の制限は出来ません。
記念日でコース料理を楽しむお客様、ワインを楽しむ常連のお客様、カクテルを楽しむお客様、アラカルトをちょこちょこ食べるお客様、数々の違う目的のお客様がいます。
Chanfe Tokyo / 心を込めてお作りしている職人技のデザートプレート
どんな形であれ、当店を利用したいお客様は全て大事なゲストと思いながらもてなしております。
シェフと共に美味しい料理の追求!
仲間と共に楽しいおもてなしの挑戦。
僕個人は、可愛いカクテルの新たな開発とワインセレクションをもっと良い物にする。
とにかく素晴らしい、唯一無二のレストラン作りを『仲間』と共に作っていきます。
週7過ごす、この僕にとっては家みたいな場所。
それを笑顔爆発の幸せな仲間で埋める事が僕の理想です。
1日の終わりに『今日も楽しかった』と言えるような場所であり続けたいです。
今まで支えてくれてる大事な仲間とお客様、心からありがとうございます!
そして、まだ出会っていない数々の素敵なお客様、今年一緒にお客様の大事な方と素敵な時間を過ごせる事を願っています。
働いてる人間が幸せで、本気で、前に進み続ける、そんな場所であり、笑い声が響く楽しいレストランがコンセプトのシャンフェ東京です。
今年もよろしくお願いします!
ショーン